光触媒空気浄化とは

光触媒空気浄化
=光エネルギーに反応する物質(=光触媒)の化学反応(光合成)を利用した環境浄化方法

植物の光合成
光合成色素をもつ生物が行う「光エネルギー」を「化学エネルギー」に変換する生化学反応です。
水(根から)と二酸化炭素(空気中)を分解して、酸素と糖(でんぷん等)を合成します。

人工光合成(=光触媒反応)
酸化チタンなど、光を当てると化学反応を起こす物質(=光触媒)の性質を利用し「活性酸素」を合成する人工的な光化学反応です。この「活性酸素」の酸化還元力(=有害物質の分解力)は凄まじく強力、且つ安全で空気浄化に最も適しています。

活性酸素の酸化還元は有機物の分解・無機化において無敵!

ウイルスなど有機物の分解に最も強力で効果的

1.有機物である細菌・ウイルスは種類を問わずなんでも分解
2.細菌やウイルスが変異しても新種でも有機物である限り分解
3.細菌やウイルスの死骸や毒素も分解し完全除去

活性酸素はシックハウス症候群の原因のVOCやホルムアルデヒド、たばこの煙と臭い、ペット臭、花粉、インフルエンザやコロナウイルス、ノロウイルス、細菌やカビ、工場や車の排気ガスなど様々な有害・有毒な有機化合物を、ことごとく分解・除去します。

酸化チタンとは?

酸化チタンは、化学的に極めて高い安定性をもつ白色顔料で、 塗料や化学繊維、食品や医薬品、化粧品の着色料などに使用されています。また、光学的性質を応用した各種コーティングや空気・水の浄化など多方面に使われ、今も多方面での利用価値を求めて研究・開発が継続されています。

酸化チタン光触媒の利用
酸化チタンによる光触媒は、人にとって有害な化学物質や悪臭、細菌・ウィルスなど、ほとんど全ての有機物を分解します。この効果を用いて汚染物質の分解・除去し空気土壌など環境浄化装置にフィードバックされています。

光触媒空気浄化のシステム

一般的な光触媒空気清浄機はフィルター式触媒を採用

ほとんどの光触媒式空気清浄機では、ハニカム構造や多孔質構造の平面フィルターに酸化チタンをコーティングし、UVランプを照射。その表面で光化学反応を励起させ、通貨する汚れた空気(有害物質)を分解・除去しています。

光触媒式空気浄化の欠点

①大量の処理には不向き

大きな効果を得るには大きな光エネルギーと、それを受光する大きな光触媒が必要で、小型の空気清浄機では極端に限定された範囲のみの効果となり、解決策の「装置の大型化」はコストアップに繋がり効率が悪くなります。
これにより、空気清浄機市場では安価なフィルター式が普及しました。

②二次汚染の懸念がある

光触媒式はUVランプを受光することからはじまり、ランプの光が当たらない又は弱い面は光化学反応も弱くなります(=受光ムラ)。分解できなかった有害物質が残留し、メンテナンスを怠ると装置外へ有害物質を再度放出する二次汚染が発生します。

欠点を克服したパーフェクトエアー

特許技術スクリューコアは光触媒空気浄化の負の要素を払拭しました。1本のUV(紫外線)ランプから得られる光エネルギーを漏れなく受光し、その変換率は平面触媒比500%Upを実現(当社比)。高効率・ハイパワー・コンパクトはパーフェクトエアーだけ性能です。